キャンペーン画像の小さな注意書きを、読める案内に変える
賞品、応募方法、コメントのお題を一枚に並べると、参加の条件が埋もれます。企業の告知事例から、画像とキャプションに載せる情報の分け方を考えます。
キャンペーン画像を作ってから参加の条件を追記すると、締め切りや応募方法だけが小さな文字になることがあります。制作前に、参加する人が何をすればよいのかを一文で確定させておくと、画像に載せる情報の優先順を決めやすくなります。
ヨシケイの2026年10月21日の発表では、Instagramのフォローといいねを基本の参加条件にし、ハロウィンに食べたいもののコメントも呼びかけています。ここで気を付けたいのは、応募に必要な操作と、会話のために添えた問いを混ぜて案内しないことです。コメントも必須と読める画像にすると、発表内容との食い違いが生まれます。
画像の原稿は、賞品と当選枠、応募に必要な操作、締め切りを別々に書き出します。そのうえで、投稿を見た人に最初に知ってほしい情報を大きく配置します。コメントのお題を加える場合は、その回答が応募の条件に含まれるかを確認し、必要な操作を示す箇所とは見分けられるようにします。
文字を大きくしたいときは、全体を縮める前に重複を見直します。たとえば、見出しの直下に賞品名を書いたうえで、同じ名称を長い一文でも繰り返す必要があるかを検討してください。画像には参加の判断に必要な要点を残し、詳しい対象や受け取り方はキャプションや案内先で読めるようにします。条件を省略して、内容が変わる短縮は避けます。
複数のSNSで行う企画は、媒体ごとに確認します。ほっともっとの発売記念企画はXとInstagramを対象にした告知です。自社でも同様に複数の媒体を使うなら、原稿を流用する前に、各媒体の参加方法と期間が画像、本文、案内先で一致しているかを担当者が照合します。
最後は編集画面の拡大表示を閉じ、スマートフォンの通常の表示サイズで確認してください。画像だけを見て応募の操作と締め切りを言えるか、本文へ進む場所が分かるかを見ます。見た目を調整する作業の前に情報の役割を決めておくと、後から注意書きで埋める修正を減らせます。