映像が忙しいとき、音の切り替えを少しずらしてみる
話す人が変わるたびに、映像も音声も同じ瞬間に切り替わる。短くまとまっているのに、見ていると少しせわしない。そんな動画なら、カットを減らす前に、音と映像を替えるタイミングをずらしてみたいです。
話す人が変わるたびに、映像も音声も同じ瞬間に切り替わる。短くまとまっているのに、見ていると少しせわしない。そんな動画なら、カットを減らす前に、音と映像を替えるタイミングをずらしてみたいです。
Adobeの説明には、次の場面の音を先に聞かせるJカットと、前の場面の音を次の映像まで残すLカットが紹介されています。名前は難しそうですが、やることは「見えるもの」と「聞こえるもの」を、同時に替えない編集です。
例えば、街を歩く動画。道の映像を見せている間に、次に訪ねる店の人の声を聞かせる。その声が何の話か少し分かったところで、店内へ切り替える。見る側は、突然別の場所へ移るより、音を手がかりに次の話へ入りやすくなります。
反対に、インタビューの答えを聞かせながら、話に出てきた作業の映像へ切り替える。顔が映っていなくても、同じ人の声が続いているので、話はつながります。説明している仕事を目で確認できるのも良いところです。
ただ、関係のない映像を入れると、何を見ればいいか迷います。「お客様と打ち合わせます」と話している場面なら、打ち合わせの様子や資料を扱う手元など、その言葉とつながる素材を選びたい。雰囲気が近いだけのフリー素材で埋める前に、使う理由を考えます。
言い終わりを、毎回急いで消さない
声の終わりに少し笑う、息をつく、次の言葉を考える。全部を長く残す必要はありませんが、意味のある間まで同じ長さで切ると、人の話し方が平らになります。短くする箇所と、見せたい表情の箇所を分けて選びたいです。
つながりを確認するなら、一度、画面を見ずに音だけ聞く。誰の話か分からなくなるところや、言葉が急に飛ぶところを探す。そのあと映像を見て、音と画面が違う話をしていないかを確認します。
切り替えの秒数を先に決めるより、言葉の切れ目に合わせて少しずつ動かすほうが扱いやすい。短い動画でも、ずっと同じ速さで切る必要はありません。質問の場面は短く、具体的な作業は少し見せる。見せたい内容に合わせて、音と映像の時間を使い分けます。