AIに商品登録まで任せる前に、確定前の確認項目を決める
AIが説明文を作るだけでなく、商品登録へ反映できる場面が増えています。便利さを比べる前に、価格、在庫、画像、公開範囲を誰が確かめるか決めます。
AIが文章案を出すだけなら、間違いに気付いた時点で直せます。商品ページへ反映するところまで進む機能では、確認する場所を先に決めておかないと、作業が速くなった分だけ見落としも早く公開されます。
BASEは2026年10月14日、BASE AIの新しい機能を発表しました。ショップ運営の疑問を相談できる機能と、対話を通じて新しい商品の登録内容を作り、反映する機能です。発表では、商品説明文、SNS投稿文、問い合わせへの返信文など、既存の文章作成の支援にも触れています。
自社で同じ種類の機能を使うときは、『AIが作る項目』と『人が確定する項目』を商品ごとに分けます。商品名や説明文だけでなく、次の項目も確認の対象です。
- 価格と税の表示
- 在庫数と販売期間
- 配送方法と送料
- 商品画像と画像内の文字
- 公開先と公開日時
確認する人が複数いる場合は、全員が同じ画面を見ているだけでは足りません。商品担当は仕様、EC担当は価格と在庫、広報担当は表記というように、担当する項目を決めます。最後に公開する人は、個別の確認が済んだことを一覧で見られるようにします。
AIとの対話で説明文が変わった場合、価格や容量などの数字まで変わっていないかを原資料と照合してください。似た商品を参考にした文章では、別の商品名や条件が残ることもあります。画像から読み取れない素材や用途を補っていないかも見ます。
作業時間の短縮を測るなら、登録を始めてから公開までの時間だけでなく、人が修正した項目と公開後の訂正も記録します。AIが反映できる範囲が広がったときほど、最後に誰が何を確定したかを残す必要があります。