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デザイン

Photoshopの修正は、色を戻せる状態で残しておく

商品画像の色を直したあと、背景だけ元に戻したい。そんな修正を見越すなら、完成した画像だけでなく、何を変更したかを戻せるファイルも必要です。納品用の画像と、次の修正に使うデータは役割が違います。

商品画像の色を直したあと、背景だけ元に戻したい。そんな修正を見越すなら、完成した画像だけでなく、何を変更したかを戻せるファイルも必要です。納品用の画像と、次の修正に使うデータは役割が違います。

Adobeが紹介する編集方法には、元の画素を直接変更せずに色や明るさを調整する調整レイヤー、元の素材を保持するスマートオブジェクトなどがあります。元データを残せるかどうかは、あとから判断を変える場面に関わります。

例えば、食品の写真で全体を明るくしたあと、パッケージの白まで強くなった場合。調整を別のレイヤーに置いておけば、強さを変えたり、その調整を一時的に非表示にしたりして確認できます。完成画像しか残っていなければ、どの変更が原因かを調べるところから始まります。

私は、作業を始める前に「あとで変わりそうなもの」を分けて考えたいです。商品の写真、背景の色、価格、掲載する期間。すべてを一枚にまとめると、日付だけ直すにも広い範囲を触ることになる。変わる単位で扱えれば、修正箇所も説明しやすくなります。

ただ、レイヤーを残せば引き継げるとは限りません。色を変えたレイヤーと、写真の不要部分を隠すためのレイヤーを、次の担当者が区別できる必要があります。「明るさ調整」「背景のみ」と、操作の対象が分かる名前を付ける。以前の書き出し画像も一緒に置けば、開いたときの見え方を比べられます。

依頼を受ける側は、修正の内容を曖昧なまま反映しないことも大切です。「温かい色に」という依頼なら、商品の色そのものを変えるのか、背景や全体の印象を変えるのかを確認する。写真に写った商品の特徴まで変えると、伝える内容も変わります。

最後に、編集用のファイルを開き直し、元の状態と修正後を比べます。修正を戻す手段が残っているか、文字が編集できるか、使った素材が見つかるか。次回の変更を具体的に一つ想像して、その作業ができる状態で保管したいです。