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動画編集

動画の修正依頼は、直す場所と理由を一緒に伝える

「このあたりを短く」「文字を大きく」では、編集者が対象を探すところから始まります。時間や画面の位置を示し、何が読みにくいのかまで伝える方法を考えます。

動画の確認で「少しテンポが遅いです」と伝えると、編集者は、どの場面をどの程度短くするかを考えることになります。頼む側が気になった箇所と、編集者が直した箇所が違えば、もう一度見直しが必要です。

修正を依頼するときは、対象の場所と、困っていることを一緒に示したいです。動画の確認サービスFrame.ioでは、再生位置にひも付けたコメントや、開始から終了までの範囲を選んだコメントを使えます。Frame.io V4の公式ヘルプでは、一瞬の画面に対する指摘と、音楽が流れる区間などに対する指摘を使い分ける方法が説明されています。

例えば商品の紹介動画なら、「字幕を大きく」だけでなく「この画面では、商品名と字幕が重なって読みにくい」と書きます。字幕を大きくすると、重なる範囲がかえって広がることも考えられます。何が問題かが分かれば、位置を変える、表示時間をずらすなど、別の直し方も検討できます。

長さの修正も同じです。「ここを短く」より、「完成品を見せた後、同じ角度の映像が続くので、次の手順へ早く進みたい」と伝えます。残したい情報があれば、その条件も書きます。例えば「手を離すところは見せたい」と添える。短くする理由と残す場面が分かれば、編集後の確認もしやすくなります。

私なら、誤字のように直す内容が決まっている指摘と、演出の相談を分けて書きます。「商品名を正式表記に修正」は確定した作業ですが、「間を短くする案を見たい」は比較のための相談です。同じ言い方で並べると、相談段階の案まで確定事項として扱われかねません。

修正版を見るときは、指摘した箇所が変わったかに加え、その前後を続けて再生します。字幕の重なりは直ったが、切り替わりが早くて読み終わらない、ということもあるためです。コメントを一件ずつ消化するだけで終えず、その指摘を書いた理由が解消したかを確かめたいです。