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デザイン

グラフの系列は、色を消しても見分けられるようにする

SNSの実績を赤と青の折れ線で並べると、作った画面では違いが分かっても、縮小した資料や印刷では見分けづらいことがあります。色を替えただけで、比較する相手まで伝わっているかを確かめたいです。

SNSの実績を赤と青の折れ線で並べると、作った画面では違いが分かっても、縮小した資料や印刷では見分けづらいことがあります。色を替えただけで、比較する相手まで伝わっているかを確かめたいです。

W3Cの色の使い方の解説では、情報の区別を色だけに頼らず、形や文字なども使う考え方が示されています。これはウェブのアクセシビリティに関する基準の解説ですが、SNSの報告資料を作るときにも参考になります。

例えば、今月と先月の推移を比べるなら、色の違いに加えて、片方を実線、もう片方を破線にします。凡例を離れた場所に置くだけでなく、線の終わりに月の名前を添える。目で線をたどったあと、凡例へ何度も戻る負担を減らすための工夫です。

棒グラフでも、強調したい一本を色で示すなら、その棒に対象の名前と数値を付けます。「青い棒が今回の施策」と本文で説明するだけでは、色の区別が難しい人には対応が伝わりません。「10月の通常投稿」と対象を言葉で示せば、どの数字を見ているかを共有できます。

私は、色を決める前に、何を比較するグラフかを一文にします。「投稿数が違う月の合計を比較する」のか、「同じ目的の投稿の平均を比べる」のか。その違いが曖昧なまま見やすくしても、結論の根拠は読み取れません。

表示回数、リーチ、クリック数も、系列名を短くしすぎないようにします。取得元の違う数値なら、その違いを注記へ残す。見た目を揃えるために単位や対象を消すと、読みやすいのに誤解しやすい資料になります。

確認には、実際の掲載サイズへの縮小と、色を付けない状態での表示を使います。系列を区別できるか、文字が読めるか、説明した数値を指せるかを順に見る。見分けられない場所があれば、色数を増やす前に、線やラベルの付け方を直したいです。