企業の発表は、結論の前に変化が分かる順番をつくる
意外な結論だけを先に出すと、驚きはあっても背景が伝わりません。以前の状態、見つかった違和感、確認した方法、結論の順に置きます。
企業から大切なお知らせを出すとき、結論を一枚目に大きく置く方法があります。すぐ伝える必要がある内容には向いています。一方で、変化そのものを理解してほしい発表では、結論までの順番が読み手の理解を助けます。
埼玉県こども動物自然公園のビスカチャに関する一連のポストでは、2019年に来園した二頭の関係、見られなかった行動、雌雄の確認という順で話が進みます。続く結論のポストで、ルイがメスだったと伝えています。保存データでは前半が49,377いいね、後半が16,980いいねです。二つの数字だけで、順番が反応を生んだ原因だとは判断できません。
この見せ方を企業の図解へ置き換えるなら、一枚ごとに役割を分けます。
- 以前はどう理解していたか
- どんな違和感や変化があったか
- 何を確認したか
- 結果として何が分かったか
- 今後の案内や対応
結論を隠して最後まで引っ張ることが目的ではありません。安全、料金、営業日など、すぐ行動に必要な内容は冒頭にも出します。そのうえで、理由を知りたい人が続きを読める順番にします。
カルーセル画像では、前のページを読まなくても現在地が分かる見出しを付けます。『その後』『まさかの結果』だけでは、途中から見た人に対象が伝わりません。動物名、商品名、サービス名など、何の話かを短く残してください。
二つ以上のポストへ分ける場合は、最初のポストから続きへ進めるリンクや返信を確認します。単体で広がった結論だけを見ても誤解しない文にしておきます。驚きの見せ方より、何を確認して結論へ至ったかが読める順番を優先すると、発表の信頼を保ちやすくなります。