ポートフォリオには、完成画像の横に自分の担当を書く
作品がきれいでも、どこを自分が担当したか分からないと、依頼する側は判断に迷います。SNSの制作実績では、目的、担当、変更した点を完成物の近くへ添えると、仕事の説明が具体的になります。
SNSの制作実績を並べたページで、画像だけを見ても分からないことがあります。投稿の企画から担当したのか、支給された原稿を画像にしたのか。見た目が同じでも、依頼できる仕事は変わります。
C&R社が発表したポートフォリオ講座は、採用する企業が何を見て判断するかを題材にしています。発表文では、作品集を、その人に頼むと何ができるかを判断する資料として説明しています。この考え方は、採用の応募書類だけでなく、SNS担当者が制作実績を伝える場面にも使えます。
例えば、採用向けのInstagram画像を載せるなら、「担当は情報の整理、原稿、画像制作。写真は依頼元から支給」と短く書く。目的は、初めて会社を調べる学生に、職種の違いを知ってもらうこと。自分が決めたのは、仕事内容を社員の一日の順番で見せること。こうした説明があれば、画像のどこを見るとよいかが伝わります。
複数人で作ったものほど、担当を曖昧にしないほうが読みやすいです。全体の成果を自分一人の成果として書く必要はありません。チームの中で何を任され、どこを相談して決めたかまで書けば、一緒に仕事をする姿を想像する材料になります。
数値を載せるときは、制作物と同じ期間の数字かも確かめます。広告を使った月のアカウント全体の再生数を、画像一枚の成果として見せない。自分の変更と結果の関係を確認できなければ、変更した点と観測した数値を分けて記載します。
作品数が多い場合は、画像を増やす前に三件だけ説明を付けてみる方法があります。誰に何を伝える仕事か、自分の担当はどこか、途中で何を変えたか。この三点を読んだ人に説明してもらうと、書き手だけが分かる省略も見つけやすいです。作品を見た相手が「似た仕事を相談できそう」と判断するために、完成までの自分の仕事を短く見せたいです。