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マーケティング

ファンには通じる名前を、初めて見る人にも渡す

商品名や人の名前を知っていることと、その意味まで分かることは別です。発信する側が毎日使っている言葉ほど、説明を飛ばしやすい。長く運用しているアカウントでは、ここを時々見直したいです。

商品名や人の名前を知っていることと、その意味まで分かることは別です。発信する側が毎日使っている言葉ほど、説明を飛ばしやすい。長く運用しているアカウントでは、ここを時々見直したいです。

『ワールドトリガー』の公式のQ&A投稿には、チーフエンジニアの望月という人物名が出てきます。一方、読者側の投稿では、単行本やアニメで知った人には、その名前がすぐ分からないのでは、という話が出ています。

詳しいファンに向けた発信には、知識があるからこそ楽しめる話があります。その楽しさは残したい。同時に、あとから作品を知った人が「知らない名前が出てきた」で止まらずに読める一文もあると嬉しいです。

商品やサービスのアカウントでも似た場面があります。「新しいプレミアムモデルを発売」と言っても、初めて見る人は何が上位なのか分からない。「導入までのオンボーディングを支援」と書いても、どんな作業を手伝うのか想像しづらい。

例えば、後者なら「使い始める前の設定から、担当者向けの説明会まで支援」と書く。必要なら、そのあとにサービス内での呼び名を添える。言葉を覚えてから内容を理解する順番にしなくても、仕事の中身は伝えられます。

説明を足す場所は、一箇所でいい

全部の専門用語に長い説明を付けると、知っている人には読む量が増えるだけになります。まず、その投稿の話を理解するために欠かせない言葉を一つ選ぶ。

採用の発信なら、部署名のあとに「製品が予定どおり届くように調整する仕事」と添える。地域の発信なら、施設の名前に「雨の日でも子どもと過ごせる屋内の場所」と付ける。名前と用途を同じところで読めれば、その後の話についてきやすいです。

プロフィールや固定した投稿に説明を置く方法もあります。ただ、初めて見る人がそこまで移動する前に、本文の話が分からなくなるなら、その投稿にも短く残したい。

原稿を確認するときは、業界に詳しくない人がつまずきそうな名詞だけを拾ってみる。その言葉を知らなくても、写真や一文から何の話か分かるか。ファンが楽しめる細かい話を残しながら、新しい人が参加できる余地もつくれます。