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マーケティング

Googleトレンドの100を、検索数100件と読まない

Googleトレンドの0〜100は、検索件数そのものではありません。地域と期間の中で調整された相対値として、SNSの企画に使います。

Googleトレンドのグラフで「100」と表示されても、検索が100件あったという意味ではありません。企画書へ数字を載せる前に、何を比べた値なのかを確認する必要があります。

Googleのトレンドデータに関する公式の説明によると、各時点のデータは、その地域と期間におけるGoogle検索全体で割って調整されます。その後、対象期間の中で最も高い点を100とする0〜100の範囲に置き換えます。地域間で同じ値でも、検索の総数が同じとは限りません。

SNSの企画に使うなら、最初に地域、期間、検索語かトピックかを固定します。先月と今月を比べたいのに期間が違えば、100の基準も変わります。商品名の表記違いを比べる場合は検索語、言語をまたいで広い関心を見る場合はトピックを使うなど、目的に合わせて選びます。

グラフが0でも、検索が一件もないとは断定できません。公式説明では、検索数が少ない語は0と表示されることがあり、重複した検索や不規則な動きも処理の対象です。小さな語の一度だけの上昇は、統計上の揺れである場合も示されています。

企画書では「検索数が2倍」と書く前に、表示された値と期間を添えます。たとえば「日本、過去12か月、ウェブ検索での相対的な関心」と書けば、実数の検索量と混同しにくくなります。比較画面のスクリーンショットだけでなく、設定した条件も残してください。

トレンドの上昇は、話題への関心が増えた手がかりです。好意が増えた、購入したい人が増えた、SNSで必ず伸びるという意味までは持ちません。関連する検索語、SNS上の会話、自社サイトの流入など、目的に合う別の情報と合わせて企画を判断します。