書き出しを作る
書き出しの作り方
本文の具体的な発見や場面を、最初に見せます。
書き出しで迷ったら、本文にある具体的な発見を探します。比較して分かった違いや、失敗した場面から始めてもかまいません。前置きを省き、読みたい話が先に分かる一文を選びます。
三通りの書き出し
家計簿の項目を細かく分けすぎた体験を、どこから話し始めるか比べます。
悩みから
「家計簿を開いても、どの費目に入れるか迷って手が止まる人へ」
体験から
「家計簿の項目を細かく分けすぎて、何費に入れるか決めるのが面倒になった」
結論から
「家計簿の項目を増やす前に、何を見直すために記録するか決めよう」
家計簿の体験談
以下は説明のための作例です。
今日は、家計簿を続けるコツについて解説していきたいと思います。
家計簿が続かなかったとき、面倒だったのは入力より「何費に入れるか」を決めることだった。項目を細かく分ける前に、何を見直したくて記録するのか決めた方がよかった。
本文で気づいたことを最初に出した作例です。読者は、読み進めると何が分かるかを1行目で判断できます。
本文の具体的な話から始める
結論が中心なら結論から、失敗談ならその場面から、比較なら分かった違いから始めます。
本文にない話を、目立つ書き出しのために足さないようにします。「絶対」「全員」などの言葉も、説明できる範囲か確かめます。
読者に合う場面を選ぶ
家計の記録を始める人には最初の作業、続かなかった人には面倒だった箇所の減らし方。同じテーマでも、読者によって気になる話は変わります。
困っている場面と知りたい結果のどちらから始めるか、本文の内容に合わせて選びます。
書き出しの疑問に答える
「節約のためにやめたこと」と始めたら、何をやめ、なぜそう判断したかまで書きます。答えをぼかしたまま終えないようにします。
内容が具体的なら、短く静かな書き出しでも伝わります。毎回、驚かせる表現を探す必要はありません。
書き出しを三つ比べる
書き出しを三つ比べるための手順です。
- 本文から、いちばん伝えたい結論か出来事を選ぶ。
- 悩み・体験・結論の三通りで、一行目を書く。
- 本文まで読んで、話が自然につながる案を選ぶ。
比較判断に迷ったら
+
| 考えること | まだ曖昧な状態 | 具体的に決めると |
|---|---|---|
| 前置き | 今日は○○について | 本文の結論や発見から |
| 対象 | いつも全員向け | 始める人か、見直す人かを選ぶ |
| 期待 | 大きな言葉で煽る | 本文にある具体的な違いを出す |
実践編を読む
書き出しの無駄を減らす
前置きを省き、本文の具体的な話から始めます。
01内容のない前置きを削る
+
「大切なことをお伝えします」「最後まで読んでください」を削り、その後にある具体的な話から始めます。
02場面が浮かぶ言葉を残す
+
家計簿なら「記録が大変」より「何費に入れるか迷う」の方が場面を想像できます。説明を広げすぎず、そこから分かったことも早めに書きます。
03声に出して読む
+
人に説明するときに使わない略し方や、意味の広い名詞が続いていたら直します。誰が何をしたのか分かる文にしましょう。
具体的な悩みから始める
知らないと大損!家計管理で絶対やるべきこと。
家計簿は付けているのに、何も見直していない。そんなときは、記録する項目を増やす前に「今月、何を確認したいか」を一つ決めよう。
不安をあおらず、記事が答える具体的な悩みから始めています。
| 確認すること | 自分の発信で決めること |
|---|---|
| 題材 | 本文のどの発見を、最初に見せるか決める。 |
| 読者 | 誰が続きを読みたくなる一文か確かめる。 |
| つながり | 一行目で気になったことに、本文で答える。 |
自分のポストで試してみる
上の表の項目に沿って、自分の発信で何を変えたいか書き出してみてください。