差別化を考える
自分の強みの伝え方
誰に、どんな経験から、何を説明するかを伝えます。
デザイナー向けにAIを試す人と、経営者向けに導入を説明する人では、求められる話が違います。誰に、どんな経験から話せるかを具体的にすると、自分の発信を読む理由が伝わります。
自分の得意分野を伝える
バナー制作の経験を、読者に役立つ得意分野として伝える例です。
読んでほしい人
告知画像を自分で作り、文字や色の選び方に迷っている人。
伝える内容
日時やイベントの内容を見やすくする、バナーの直し方。
見せられる経験
実際に作ったバナーの変更前後と、文字や色を変えた理由。
読者に覚えてもらいたい得意分野
告知バナーで迷ったときに、作例を見ながら直し方を学べる発信。
デザインを発信する方針
以下は説明のための作例です。
役立つデザイン情報を、分かりやすく発信します。
自分で告知画像を作る人へ、バナーの直し方を紹介します。変更前後を並べて、「なぜ文字を減らしたか」「なぜこの色を選んだか」まで話します。
誰に向けて、どんな作業を見せるアカウントかが分かります。フォローした後に読める内容も具体的です。
どんな場面で役立つかを決める
デザイナー向けのAI制作例と、経営者向けのAI導入では、同じ新機能でも説明する内容が違います。
ポジショニングは、読者に「この話なら、この人」と思い出してもらうための位置付けです。肩書きに加え、どんな場面で役立つ発信かを伝えます。
経験と素材から違いを探す
バナーなら修正前後の画像、音楽なら録音前後の音など、自分が見せられる素材を挙げます。試した条件や選ばなかった理由も説明できます。
「詳しい人」だけで終えず、どんな経験を使って何を説明するかまで言葉にします。
同じ得意分野を別の作例で伝える
告知バナーなら、文字、写真、配色、申込み先の見せ方など、同じ分野でも題材を変えられます。
読者がすべてのポストを順番に読むとは限りません。大切な考え方は、別の作例や経験を使って繰り返し伝えます。
自分の得意分野を一文にする
自分の得意分野を一文にするための手順です。
- 読んでほしい人が、普段ほかにどんな発信を見ているか調べる。
- 自分が説明できる経験・判断・素材を書き出す。
- 誰に何を伝える人かを一文にし、プロフィールと次の投稿へ反映する。
比較判断に迷ったら
+
| 考えること | まだ曖昧な状態 | 具体的に決めると |
|---|---|---|
| 読者 | デザインが好きな人全員 | 自分で告知画像を作る人 |
| 違い | 誰より役立つ | 制作の前後と理由を見せる |
| 継続 | 別ジャンルの流行を追う | 同じ読者の別の疑問に答える |
出典・参考資料
- マーケティング研究購買場面で思い出される手がかり(CEP) ↗
Ehrenberg-Bass Institute、2022年7月。買う場面でブランドを思い出す手掛かりを扱う研究です。
- X公式説明投稿アクティビティの指標 ↗
表示、エンゲージメント等の定義。利用プランや画面により確認できる項目は異なります。
- マーケティング研究誰の発信か分かる目印 ↗
名前・色・形などとブランドとの結び付きを考えるための資料です。
- マーケティング研究今すぐには買わない人への発信 ↗
Ehrenberg-Bass Institute、2021年5月。95-5は目安であり、全業種に共通する厳密な比率ではありません。
実践編を読む
自分に合う発信の役割を選ぶ
紹介、比較、解説のうち、続けて書ける内容を選びます。
01時間と経験で選ぶ
+
ニュースを早く伝える、実際に試して比べる、初心者に手順を教える。自分の時間と経験に合う役割を選びます。
02紹介文とポストを合わせる
+
初心者向けなら必要な説明を残し、比較を中心にするなら同じ条件で並べた資料を見せます。紹介文に書いた特徴を、実際のポストでも確認できるようにします。
03読者の感想を残す
+
「比較が分かりやすい」「修正の理由を知りたくて読む」といった言葉は、自分の何が伝わったかを知る材料です。数字と一緒に記録します。
プロフィールの一文
AIもデザインもビジネスも、幅広く有益な情報を発信中。
投稿画像を作る人に向けて、AIの素材をバナーに仕上げる過程を発信。完成前後の比較と、使わなかった案の理由も紹介します。
扱う分野をただ並べず、何を読むためにフォローするアカウントかを伝えています。
| 確認すること | 自分の発信で決めること |
|---|---|
| 比較先 | 同じ読者に向けた発信を、三つ選んで読む。 |
| 役割 | 自分は紹介・比較・解説など、何を得意にするか決める。 |
| 証拠 | その役割が伝わる代表の投稿を一本用意する。 |
自分のポストで試してみる
上の表の項目に沿って、自分の発信で何を変えたいか書き出してみてください。